転勤族の働きかた 〜社員編〜

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転勤族妻の仕事・働き方

こんにちは。

前回『転勤族のお仕事の悩み』について書きました。

本日は転勤族の奥さまたちに向ける、様々な働きかたについてご紹介していきます。

1.正社員
2.契約社員
3.派遣社員
4.パート・アルバイト
5.業務委託
6.起業
7.フリーランス
8.単身赴任

上記全てを一つにまとめると長くなってしまうので、本日は1〜3についてご紹介していきます。

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正社員

「転勤妻は正社員になれない」
恐らく多くの方が考えたことがあると思います。

しかし実際は、転勤妻でも正社員として働いている人は数多くいます。

また小さなお子さまがいる場合、一番保育園に預けやすい働きかたになるでしょう。

それでは転勤妻でも正社員として、どのような場合があるか見ていきましょう。

■単身赴任
→妻が退職や転居を希望しない場合もありますが、子どもがいるとさらに単身赴任を選択する家庭が多いです。

■夫の転勤先にも支店・支社がある
→お互いの勤務先がある程度大きな会社という条件になりますが、その場合は夫の転勤先にも何らかのグループや支社・支店があることがあります。
しかし同じ県内だったとしても、それぞれがかなり遠いということもあり、お互いの会社の中間地点に住んだり、妻が働いてみた結果通勤が苦痛になり退職するパターンも見受けられます。

■夫の転勤先で都度正社員として働く
→ある程度の年齢までは全然あり!な選択肢だと思います。
実際に、その土地土地で正社員として働いている人ももちろんいます。

ある時転勤妻の知人がまた正社員で働いていると言うので、「会社に転勤のこと言ったの?」と聞いたところ、「あ、そういえば何も考えてなかった。」と言っていました(笑)ということは、言わなければ通ってしまう世界ではあります。
結果的にその友人は、旦那さんが途中で転職したため転勤族ではなくなりました。

しかし年齢を重ねて転勤の回数も増えていくと、履歴書に職歴が増えていきますよね。
『長く続かない人』と思われることもあれば、正直に「夫の転勤が多くて・・・」と言うと企業側も考えてしまいます。

そういう意味では、行く先々での正社員は難しくなる可能性も出てきます。

■基本在宅にしてもらう(リモート可能な仕事にする)
→リモートワークが拡大したことで出社必須というところばかりではなくなりました。
私の友人も自宅と勤務先が2つの県を越えるのですが、コロナ禍で数ヶ月に一度の出社であとは在宅勤務が可能になったため、退職の必要がなくなりました。

職種によってはリモートワークが不可の場合もあります。

『正社員』にこだわるのあれば、転勤族になるタイミングで在宅ワークが可能なお仕事に転職するという選択肢もあります。

【番外編】
こんな友人もいました。
旦那さんの転勤が命じられ泣く泣く退職したものの、転勤が結局なくなり辞める必要がなかった・・・という事例です。
旦那さんの会社にも事情があったかとは思いますが、それまでキャリアを積んできた友人にとってはショックですよね。

契約社員

契約社員は契約期間が定められています。

私も過去に夫の転勤の際に先に引っ越してもらい、契約期間が終了してから追いかけるという形をとったことがあります。

会社にも迷惑をかけなくて済みますし、選択肢としてはあってもいいと思います。

しかしその間の家賃問題等が発生してくるので、そこは話し合ってくださいね。
会社によっては事情を考慮して負担してくれる場合があります。

また、正社員登用のお話が来た時には事実を伝えるようにしましょう。

働く中でそこで『正社員になりたい』と思うのであれば、一つ目の『正社員』として働く方法ももちろんOKだと思いますよ♪

ちなみに以前私もそのようなお話があり「いつ転勤になるかわからないので・・・」と伝えたところ、「それでもいい」と言ってくれる職場もありました。

確かに転勤でなくても離職する人はいつでもいますからね。

そういう会社もあったということを知っていただけたらと思います。

派遣社員

引っ越しが多いけれど『フルタイムで働きたい・稼ぎたい』という方には個人的に一番おすすめです。

時給の相場も高く、福利厚生(厚生年金・社会保険・健康診断など)があることがほとんどです。

また派遣会社(派遣元)や派遣先によりますが、1ヶ月ごとの更新3ヶ月ごとの更新というように契約期間が短く設定されているので、急に転勤が決まっても影響が出にくいと言えます。

実際に私が働いていた職場でも「旦那の転勤が決まって」と次の更新をせず、退職する派遣社員も何名か見たことがありますね。

またある程度大きい派遣会社だと全国に支店があり、引っ越した先でも情報の引き継ぎやお仕事を紹介してくれたり、それまでの実績によって待遇を受けられることもあります。

例えば以前の派遣先での働きぶりや実績を評価され時給をあげてくれたとすると、次の派遣先でも時給や上げ幅をキープしてくれることもありました。

また派遣はあまり年齢が関係ない印象があり、私がお世話になっていた数社、幅広い年齢の派遣スタッフの方がいらっしゃいました。

基本的に副業も禁止されていないので、本職に影響が出ない程度でやるのもOKですね。
(ただし副業の収入が一定の金額を超えると、確定申告をする必要があります。)

派遣でも単発や短時間のお仕事もありますが
「派遣社員が何かわかっていない」「よくわからないからフルタイムだけどアルバイトをしている」とう方にはぜひやってみて欲しいと思います。

まずは派遣会社に登録をし、営業の方とお話をしてお仕事を決めていくという流れです。

保育園事情

小さなお子さまがいる場合、転勤の夫について行きながら保育園に預けるのも大変ですよね。

先ほども一番預けやすいのは『正社員』と書きましたが、もちろん契約社員・派遣社員でも保育園に預けることは可能です。

しかし実際は、お仕事が決まっていなければ保育園も入園させてくれません。

小さな子どもを抱えながら就職活動ができないという声も多く聞きます。

転勤に縁がない方には理解がむずかしいようですが、現実は思ったより大変で
「転勤」「子ども」「就活」がそろうとなかなか受け入れてくれる会社がなかったり、仕事が決まったとしても保育園からお断りされることもあるようです。

そうこうしているうちに、2年、3年経ってしまい
「保育園に預けたかったけど、幼稚園になった」という人も何名か見てきました。

ただ会社や地域によっても差があるのは事実で、絶対無理ということはありません。

それぞれの地域で相談・サポートしてくれることもあるので、一度調べてみましょう。

今日のまとめ

本日は『○◯社員』のお仕事について書いて行きました。

福利厚生や収入を考えるとやはり社員が堅いのかなとは思いますが、『転勤族』となるハードルが上がるのは事実です。

しかし世の中どこの会社でも辞めていく人はいますし、あなたのスキルや経歴を見て会社側から「転勤になっても構わない」と社員として働かせてくれることもあります。

どのような働き方でも言えることは、何か『武器』といえるものを身につけておいたほうがいいのではないでしょうか。

武器と言っても目に見えるスキルや資格だけでなく、コミュニケーション能力や察知力などももちろんそうです♪

会社が変われど雇ってくれる可能性が高まります。

転勤妻でいつもすぐに仕事が決まる職業は『医療従事者』が多めなので、やはり需要があるお仕事・資格・経験は強いな〜と思いますが、もちろんなくても大丈夫だと思っています。

別に転勤族でなくても、実は国家資格を持っているのにその業種では働いていない人もたくさんいますからね。

どんな場所でも、あなたがあなたらしく働けるように応援しています。

次回はパート・アルバイト・業務委託について記事にしていきます。

ぜひご参考にしてくださいね。

それではまた。

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