こんにちは。
転勤族妻向け派遣社員についての記事へのアクセスが思った以上に多いことと、ちょうど後輩から派遣について質問されたので本日も派遣についての記事になります。
以前の記事はこちら↓
つい先日こんな質問を受けました。
“派遣” ってよく聞くけど何ですか?
私も派遣社員になったばかりの頃、よく分からないまま派遣社員をやっていました(笑)
派遣社員になじみがない方にとっては、いまいち分からないですよね。
周りに聞きづらいこともあるかもしれませんが、分からなくても全く問題ありません。
堂々とコッソリ(どっちだ)この記事を読んだり色々調べてみてください。
本日はその時に他にも頂いた質問も含め、紹介させていただこうと思います。
派遣という働きかたを知らないことで『実は損してしまっているのではないかなぁ』と感じるところもありましたので、これをきっかけに知っていただけると嬉しいです♪
派遣ってどういう仕組み?
アルバイト・パート・正社員等は、働いている会社・店舗と雇用契約を結んで、そのアルバイト・パート先や会社で働き(出向の場合等を除く)そこからお給料をもらいますよね。
派遣社員の場合は、実際に働く場所は派遣されるどこかの会社や店舗で
お給料の支払い・福利厚生の提供などは派遣会社が行います。
頑張って図にしたのでご覧ください。
「どこに属している人か」と聞かれたら、派遣会社に登録をしている人ということになります。
派遣先で勤務中に電話やメール、お客さまには“派遣先の者”として名乗りますが、実際は派遣先の社員ではないということですね。
“派遣”という働きかたを知ること
派遣のメリット
話が少し戻りますが、今回ご質問をくださった方の現状はと言うと・・・
・飲食店のパート掛け持ち(昼と夜で別店舗)
・昼→夜の空き時間含め12時間拘束だが、実働時間は8時間
・繁忙度によって早上がりもある
・週4〜5勤務
・私生活が忙しいので、もっと時間が欲しい
・扶養にもパート先の社会保険にも入っていないため、自分で国民保険と国民年金の支払い
・お金を稼ぐことが目的なので仕事は何でもいい
・正社員になる予定はない
「アルバイトがダメ」「派遣の方が良い」というわけではないのですが
今の状況だと、あまり効率が良くない働き方なのではないかと思ったんですね。
派遣社員として働くことで何が良くなるか考えてみましょう。
今回の方は「どうしても今の仕事がいい!」という訳でもないようなので、派遣のメリットをたくさん感じられそうですね。
派遣のメリットはいくつかありますが、特に大きなポイントはこちら。
派遣の仕事を知らない人は、派遣社員の時給を聞くと驚きます。
ちなみに東京エリアの場合、オフィスワークだと時給1,500円〜1,700円前後が多いですが、2,000円なんかも普通にありますし、資格やスキルによっては2,500円のお仕事もあります。(ちゃんとしたお仕事なのでご安心を♡)
正直、派遣の方が年収だけで見たら高い場合もあります。
実際に私も一度派遣から社員になった際に、ボーナスが出ても年収は派遣社員の頃より減っていました・・・。
仕事の継続について
派遣法の“3年ルール”というものを聞いたことがありますか?
登録型派遣の場合、基本的に同じ所で3年を超えて働くことができないというものです。
だからと言って3年間働き続けなくてはいけないわけではありません。
派遣社員は、数ヶ月ごと(会社によっても期間は異なるが1ヶ月〜6ヶ月が多い)に雇用契約を結ぶことでお仕事を継続していきます。
派遣先・派遣元が契約を継続してくれる場合に“派遣社員の意志確認”もされます。
この時に「夫の転勤が決まったので次の更新はしない。」という選択をすることもできます。
だからと言って契約更新のタイミングまで待つのではなく、分かった時点で必ず報告しましょう。
またお仕事を紹介してもらう際にも、派遣会社には家族の転勤事情を伝えておきましょう。
それを前提に働けるお仕事を紹介してくれます。
派遣で働ける自信がない人は
周りに派遣を勧められることがあるんですけど、やったことがないから自信がなくて・・・。私にもできますかね?
一度、派遣会社の担当者と面談してみてはどうでしょうか?
お仕事も色々な種類がありますし、派遣会社によってはスキルテストもあるので、能力に合ったお仕事を紹介してくれることがありますよ☆
でも、どうやって派遣会社の人に連絡をすれば良いんですか?
そうなんです。
派遣を知らない方にとっては、未知の世界なんですよね。
「パソコンが出来ないとダメなのではないか。」と不安に思われる方もいらっしゃいますが、本当に様々なお仕事があるので諦める必要はありませんよ☆
スキルが無くてもできるお仕事をバイトの求人誌から応募したら、実は派遣だったこともありましたから。
派遣の求人って他社の求人ページに出ていたりもするので、パッと見気づかないこともあります。
それでは少し不安材料が減ってきたところで(減っていれば良いですが)
派遣会社とのやりとりまでの流れをお伝えしていきます。
派遣会社を選ぼう
まずはいくつかの派遣会社のサイトで求人情報を見てみてください。
ご自身の得意なこと・活かしたいスキルなどがあれば併せて検索するのも良いですね。
今回私は『転勤族妻』ベースでお話しているので、前回同様“全国対応可能の大手”が安全パイかと思います。
登録をしなくても公開されている求人情報であれば見ることができるので、ご自身が働けそうな求人を探してみましょう☆
今回は私のおすすめ3社のページを貼っておきました。
登録・相談しよう
Webサイトから申し込み
「この仕事に興味がある」「何となく良さそう」と思ったら『登録』をしてみましょう。
突然の登録は不安な方のために、まずは相談だけでも受け入れてくれます。
Webサイトからだと登録のみの会社もありますが、登録前に気になることがあればメールや電話での問い合わせや相談も可能。
選択肢として持っておくといいですね♪
【登録後の流れ】
Webでご自身の情報を登録
↓
・その後の流れの説明書きがあるので目を通しておく
or
・メールまたは電話で担当者から連絡が来る
↓
面談の日を決める
会社によって登録後の流れが異なりますが、しっかりと説明が書いてあるので読んでおきましょう。
放置すると数日後に電話がかかってくることがあります。
まずは登録をし、その後の流れを把握してくださいね。
電話での予約
「話を聞きたい」「派遣会社はここにしようと思ったけど色々よく分からない・・・」
という場合は、問い合わせをしてみましょう。
前回のおすすめ2社(テンプスタッフ・パソナ)とアデコ、スタッフサービスの拠点や問い合わせページを載せておきました。
ご自身のお住まいの範囲に拠点があるかどうかも重要ですので、そちらも併せてご確認ください。
※リクルートスタッフィングは基本Webでの問い合わせ、現在はHPで登録センター一覧も削除されていたので割愛します。
コロナ禍で在宅勤務が推奨されていた時期は、電話のやりとりが取り次ぎ・引き継ぎ・折り返しばかりで話がすぐに進まないことがありました。
当時よりはつながりやすいはずですが、会社によっては引き続き担当者がリモートワークの場合、そのようになる可能性がありますのでご承知おきください。
案ずるより産むが易し。
最終的に派遣で働かなくても、登録をしなくても、問題ありません。
行動することで初めて分かることもたくさんあります。
まずは行動してみましょう。
給与の支払い方法について
登録や相談の方法は分かりました。
実際に働き始めた後、お給料は振り込みですか?
基本的には振り込みです。
お仕事の種類・やり方によっては手渡しの場合もありますが、
今回は転勤族妻の派遣での働きかたとして、フルタイムもしくは時短で派遣先で継続的に働く場合(短期も含む)でお話しています。※一般的に時短勤務の場合は、いくつかの条件が必要です。
基本的に振り込みと思っていただければ大丈夫かと思います。
この記事を書いた理由
働きたいと思っているけど “派遣” の働き方や中身を知らない人に、“派遣社員”として働く選択肢も検討してほしいなと思ったからです。
知ることで、また実際にやってみることで、ライフスタイルが変わるかもしれません。
新たな自分を見つけられるかもしれません。
同じ会社の転勤族の妻同士って意外と話す機会がないんです。
お引越しした地域に行っても、同じような他の転勤族の奥さんたちがどのようにしているかを知らないことがほとんどです。
私は自分が転妻となり、また友人に転妻が多いこともあり、会社員時代は単身赴任の人たちの相談も聞いていました。
だからこそ色々な人の悩みを知りましたし、それぞれの生活を知りました。
同じように悩んでいるけど「知り合いに転勤族がいない」「相談相手がいない」と感じている方に少しでも何かお伝えできればと思い、転勤族妻についての記事を書き始めたこともあります。
♡いつでもどこでも、自分らしく心地よく♡をテーマに、これからも書いていこうと思います。
まとめ
今日の記事を一言でまとめると
『正社員はむずかしいけどフルタイムで働きたい』という転勤族妻にとっては、派遣社員ってけっこう良い働き方かなと思います。
規模が大きな会社や派遣社員が多い会社だと、中には同じように転妻さんが何人かいるはずです。
そういう所で知り合った同じ転妻さんとお話したりするのもいいと思いますよ☆
ごく稀にある事例ですが、転勤先の旦那さんの会社にその都度派遣や契約社員で入る奥さまもいますね。
個人的には夫と同じ会社で働くのは嫌(小声)・・・なのでやりませんが、そういう方法もあります。
コロナ禍で、それまでは想像もできなかったリモートワークがこんなに広まりました。
時代は変わっています✨
試行錯誤しながらも諦めずに、妻たちも人生を楽しんでいきましょう!
それではまた。